【SPD(院内物流管理)】 吉田さん
Q.入社前はどのようなお仕事でしたか?
夫が東北の中で転勤がある仕事だったので続けることができませんでしたが、社会人になって初めての仕事は実は歯科衛生士でした。その後しばらくして地元である盛岡に戻りましたが、今の仕事の前は活動センターの図書室で6年間、本の管理・貸出利用者の対応をしていました。
契約期間が終了したタイミングで、新規事業としてスタートするSPD業務での募集があったので応募してみました。
Q.今はどのような仕事ですか?
院内の物流管理です。前の日に病棟や外来から必要な医療材料のリストを受取りそれをオペレーターが確認しながら入力して払い出しリストを作成します。
そのリストを見ながら私たちサプライヤーが各部署から依頼された医療材料を棚から集めてコンテナに入れます(ピッキング業務)
ダブルチェックの意味で、ピッキング担当とは別のスタッフが確認しながらラベルを貼り、払い出しの準備が完了します。これを各部署の看護補助者の方が取りに来ます。払い出しが終わると納入業者から届いた物品を決められた場所に配置する。これがSPDの基本的な手順です。
Q.最初はどうでしたか?
扱う医療材料があまりにも多く、最初は訳がわかりませんでしたが、とにかくやりながら覚えました。
少し体力を使いますが、50代半ばに入社した私でもできるので皆さん大丈夫だと思います(笑)
箱に入っているので中身が見えないものが多くあります。不思議なもので慣れると商品名より型番で頭に入るようになり、どこの棚にそれがあるのか、他のスタッフよりほんの少し時間がかかるかもしれませんが、それでも瞬時にわかるようになりましたね。仕事の先には患者さんがいらっしゃいますのでサイズ・数など間違って払い出さないよう細心の注意を払いながら仕事をしています。
Q.ストレス発散法は?
非常に話しにくいのですが、実はテレビゲームです(笑)
飼っていた犬との別れを寂しがっていた私を見て、娘がスーパーファミコンの復刻版を買ってくれました。ストレスがたまった時などはスーパーマリオやヨッシーなど家族が寝たあと30分~1時間ほど遊んでいます。気晴らしのためにと買ってもらいましたが逆に力が入ってしまいますね(笑)
最後に一言
SPD業務の立ち上げからしばらく経ち、今は効率が良くなり棚の整理がどんどん進んできています。仕事をしていくうえで若い人たちから教わることは本当に多くあります。とにかくみんながフォローしてくれるので、それが刺激になり体力勝負の中でも楽しく仕事をしています。